【行ってきました】1999展



 

行ってきました!

入場人数区切りながらだったから快適に見れました。
これを恐怖心展とかにも導入してくれよ………客層丸かぶりしてるんだからさ………(後ろのお姉さん方、恐怖心展の話してた)


最初の展示が一番ワクワクした、というのが率直な感想です。
合わせ鏡の無限回廊みたいな日常の風景、からの赤い光で終わる世界、からのスタッフさんが登場・お辞儀をして私たちを案内し、展示の中に入り込むような形で次の展示場所へ…という演出。
凝ってるし、さっきまで眺めてた展示物の内部に入って次へ、というのは上手いなぁと感じました。






肝心の週末世界は…うーーーーん、寂寥感かんじるには賑やかすぎるし悍ましさや怖さは多分主な目的としてないので弱く……難しい。
子が踏切好きなので踏切いっぱい出てくるなーとなった。終末の世界でも踏切は健在なんだな、このアニメーション、YouTubeの謎踏切アニメ動画とかで見たな、という雑念が……。

謎の少女、人の願いを叶える概念っぽいのは理解したけど最後の方で「わたし貴方のめちゃくちゃ親友だょ?だから貴方が望む世界の終わりを見せてあげたの。でも貴方にはもう私は必要ないみたい…前を向いて私のことは忘れてがんばって⭐︎」みたいなノリしてくるので困惑しかなかった。寂しんぼなんか?メンヘラか?
それはそれで哀しき機構のミステリアスキャラとしてそういうのなのかな思ったけど、展示会グッズコーナーで公式側が早くも古い漫画オマージュでネタにしまくっててなんだかなぁ…となった。
ホラー界ビッグネームの貞子が年月を経て恐怖売りだけでなくマスコット的な扱いを受けるようになった、という自然の流れ的なものを、公式側が先回りしてやってしまってるというか人工的にそういう流れを作り出しそうとしてるのが悪いけどちょっとサムい。


展示会グッズは一部に人気集中しすぎててちょっとワロタ。私も💾のアクキー欲しかったな〜

展示会場のカフェにコラボメニューあったけど「存在しないあの日のメロンソーダフロート」はもう何も関係無いしヤケクソ感というかとってつけたのをネタにしてます感が滲み出てて、これもちょっとなぁと思った。(展示内にメロンソーダフロート好きなキャラいるならまだしも覚えてる限りいないし)

全体的に悪くは無いけど感じる部分は薄かった展示でした。
世界の終わりを見せてあげよう、と大々的に謳われてたからどうしても肩透かしくらった気はしてしまう。
そもそもが世界の終わりが、少女がもたらす夢というものでどうにもあやふやで、誰がなんと言おうと!これがっ世界のっOWARIだぁーっっ!を感じたかった自分としてはもっと極端な世界観ガツンとぶつけて欲しかったというワガママ。

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