【感想】TXQ 神木隆之介

 


新作キターーー!!


以下、1話ずつ視聴しながらの都度感想まとめです。


(1話)

神木君が実際に行った30周年ファン感謝祭をベースにしたフェイクすごい。


感謝祭は本当にあったけど、「神木庭」という名前ではない。

神木君がホラーYouTube好きなのは本当だけど、感謝祭で自作の心霊スポット凸レポ映像が流れた事実はない。


SNSで神木くんファンの方々が「感謝祭行ったけどこんな記憶は存在しない!」って戸惑ってたのが良かった。

どこかで世界が分岐したのかも、と感じさせられる。


ファンイベとか知らない人が見ると神木庭というイベント自体は本当にあったのかなと勘違いする人も多そう。

「神木君自作のホラー映像(設定)」がこなれ過ぎてて完全にTXQみ溢れてるから見慣れてる人だとこの映像とイベント自体がフェイクだともわかる塩梅かなぁ(自作にしてはガチかつ出来が良すぎるので、SNSで一切話題になってない辺りでちょっと察しがついた)


神木庭で出された「てるちゃんハウス」は全て神木くんの作り話。

ただの空き家であって、Yさんが祈祷師とかてるちゃんが悪魔に憑かれてどうのこうのとかも全部「嘘」。

…ただし、禍々しい加工がされ「てるちゃん」と書かれた男の子の写真だけはその空き家に最初からあったもの、という。


「ファンイベで発表した自作のフェイク心霊映像の『お蔵入りした映像』という設定のフェイクドキュメンタリーをTXQと一緒に作る神木隆之介を追う」

というテイのフェイクドキュメンタリーが今作。


全部が嘘なのに、嘘の中の嘘はどれだっけと整理していると、「あれ?どこからが『嘘』だっけ?」となる構造、おもしろい!


この作品の中で現時点で唯一の本物は「てるちゃん」の写真だけ。




(2話)

子役・水島輝久を追う

ってしてるけどそもそもが全部フェイクというか

「『神木隆之介』というフェイクドキュメンタリー」では水島輝久は存在していないし

「てるちゃんハウス」もただの空き家だし

寺内さんに見せた「のりこさんへのお返事の手紙」もフェイク(1話で「お蔵入りしした映像と言う設定で作ろう」としたときに作成したアイテム)。


唯一あの超不気味な写真(加工としても悪意がある加工されてる)だけは現地で見つけたもの

(そこに「てるちゃん」と書かれていたから「てるちゃんハウス」と神木くんが付けたし、てるちゃんは誰かな~架空の子役の水島輝久にしよう!)

だったわけだけどそこには触れられない。


「神木隆之介がフェイクドキュメンタリー作る姿を追う」というフェイクドキュメンタリーなんだけど

時々まるで本当に神木くんが水島輝久を追うことになったように見えるからすごいな。

自分は寺内さんに「のりこさんへのお返事の手紙」を見せたときに「あ、これフェイクドキュメンタリーの作中作だった」とハッとした。

だから「水島輝久が住んでいた家に現在住んでいる西口」も「玉っこカレーを作ってる会社」もみーんなフェイク。


しかしメタ押し出しで「飯沼一家に謝罪します」や「イシナガキクエを探しています」をこれまでに作成したフェイクドキュメンタリーですと堂々言って役者名を出したりしてるのに、これはそれらフェイクドキュメンタリーを作成した番組だとわかっているのに、西口氏や会社の社員さんたちを一般人と認識してしまう。空気や話し方、反応が一般人でしかない。すごい。


水嶋輝久のインタビューで「僕は大人になりません」とか、ささやかだけど明らかに異質で不穏な言葉をスっと差し込んでくるのがいいよなぁ。

嘘だとわかってるのに思わずエッ?と前のめりで「真意」を見ようとしてしまう。




(3話)

作り話の中の作り話で進んでいくので「嘘だけど。」が頭の中に常に出てくる状態。以下「(※という設定です)」を付けながら見ていた。


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イヌイヨシコは事務所の社長ではなく占い師で、てる母が信奉していた。てるちゃんを「この子スターになれるよ」と言っていたらしい。怪しすぎるやろ。


神木庭のフェイク心霊レポ企画で使った空き家(てるちゃんハウス)は行政の空き家管理のもので、前原という夫婦と子供が住んでいた。現在相続人である子供とは連絡が取れないのでそのまま行政預かりとなっている。(法務局で履歴事項証明書調べました~は本物っぽくていいですね)


改めて空き家を調べたところ、「前原展子」の写真と「やることができました、探さないでください」の書置きが出てくる。

前原展子=現在連絡の取れない前原家の子供。

2階を捜索すると雛人形の収納箱と一緒に「2才ぐらいの子供の遺影」や「前原展子が赤ん坊を抱っこしている写真」が出てくる。

子供の名前は「前原晃久」。展子の子供で、「水嶋輝久」とは名前や生まれた年が同じ。


ここから

「前原展子は子役の水嶋輝久に亡くなった自分の子供を重ねていた」

「その輝久から『僕は殺されるかもしれません』という手紙を受取り、助けに行ったのではないか?(=「やることができました」の書置き)」

ではないかという推測へ。


追加でイヌイヨシコと思われる人物が何らかの儀式をしているような写真が見つかる。(輝久の写真に同封されていたのでは?との推測。ちょっと出来すぎな感じもするが…)


10年前に水嶋輝久のウィキページを作成した人物とコンタクトが取れる。(できるんだ…!?)

それは輝久の兄・雪輝だった。

「輝久の存在がちゃんと世に知られてほしい」思いでウィキページを作成したという雪輝、輝久の死について語ろうとするところで最終回へ…。


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正直、「ねえ『てるちゃんの写真』については?!?!」だった…。

というのもこの番組内で神木くんがフェイクドキュメンタリー作るきっかけになった真の禍々アイテムは「てるちゃんの写真」だけで、後のアイテムは全て神木くんらが用意した嘘なので。


「てるちゃんと書かれた、明らかに嫌な感じの加工がされた男の子写真」だけがそこにあり、そこから全てのフェイクが始まってる。

この写真があったからこの空き家は神木庭で「てるちゃんハウス」と命名されたし、水嶋輝久という架空の子役が生まれたし、てるちゃんのファンであり晃久という子供を失った前原展子の家ということになった。


だけど『てるちゃんの写真』について触れられることは無い。

「真のナニカ」が確実にあるのに、全く別のフェイクがどんどん形づけられて進行していくからゾワゾワする。


一方で作中作で『てるちゃんの写真』について深堀りしないのはそんなに不自然じゃないのも絶妙。

他のリアリティある物証的な写真やアイテムに比べると、『てるちゃんの写真』はただ不気味なだけのアイテムで何かの手がかりにも通じないから。


これで最終回に『てるちゃんの写真』へ回帰したらすげー!なりそうだけど、このしこりのような違和感保ったまま番組完成~で終わるのもよさそう。どうなるかな。




(4話)

3話に出てきた「イヌイヨシコと思われる人物が何らかの儀式をしているような写真」も仕込みではなく家から出てきた「真」の写真だと判明。


てるちゃんは左利きで…頬をかくクセが…のあたりで名探偵・神木隆之介始まってた。ミステリあるある左利き論拠。犯人はヤス。

てるちゃん兄は「てるちゃん」本人だったのだーーー!(水嶋輝久は前田展子に助けられイヌイヨシコや母親と縁を切って生きていた)という名探偵神木くん真実シーン撮影時にラップ音

→音の先を探すと押し入れにびっしりと子供の筆跡と見られる落書き?(「悪まいなくなれ」「お母さんは照喜をいいこだっていった」など不穏な言葉ばかり)

※照喜=てるちゃん(写真の男の子)で確定。

これは神木作フェイクの仕込みではない、とされている。


「真」情報が一気に出てくるが神木庭で流された「全てフェイクとして作った神木自作心霊ルポ映像」の情報と一致していく。


フェイク心霊動画を神木庭で流しているときの神木くんが映る。

全部フェイク、「タスケテ」の声も自分が指示して創作した映像だけど泣いている神木くん。


冒頭1話「この企画どうやって思いついたんですか?」という質問に神木くんが「いや~…特にないです。なんとなく?」と答える音声で終了。


→神木庭を、そしてこのフェイクドキュメンタリーを作ろうとした時点で神木くんは何か(照喜くん)に魅入られていたんだよ!みたいな感じかな?





今回もおもしろかった~!

毎度新しい試みをされてて本当にすごいなぁと思います。

神木君の演技力にハッとさせられたました。

「いうてフェイクドキュメンタリーでネームバリューある俳優使うなんて無理でしょ」という暗黙の…みたいなのをぶっ壊してくれたの気持ちいい!!


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